こんにちは。らむねです。
核家族が増えている今でも「長男の嫁として」「家のしきたり」などが残っている家もあります。
結婚とは「家と家が結婚すること」と良く言いますが、
とはいえ誰か一人だけが我慢を続けるのはどうなのでしょうか?
まるで昼ドラ……旧家の嫁として尽くしてきた結果、夫に裏切られた悲劇
篠田恵子さん(50歳)は夫・知史さんと大学生の娘2人と、知史さんの実家で暮らしています。
知史さんは地元の旧家の長男で結婚の際に、実家で同居する事を条件とされていました。
都会の核家族で育った恵子さんの両親は「苦労が目に見えている」と心配し結婚には反対していました。
しかしその反対を押し切って恵子さんは結婚。
入籍後すぐに知史さんの家に入ることになりました。
知史さんの家にはお義母さんと、お義祖母さんも一緒に同居していました。
お義祖母さんが家のすべてを取り仕切り、お義母さんはそれに従って日々動いていました。
同居してすぐに旧家としての心得、しきたりや作法を教わり、
何かとお義母さんやお義祖母さんに干渉されていました。
今までお義母さんが行っていたことも恵子さんがすることになり、
恵子さんは休む暇もなく家の為に働き続ける毎日でした。
夫に助けを求めても無駄
知史さんに愚痴を言っても「家族なんだから仲良くやってよ」と言うばかりで、
助けてくれるわけでもなく、
お盆や法事、お正月など親戚が一同に集まる際には男性陣は座って飲むばかり、
妊娠中の恵子さんも座ることすら許されずに「嫁」として対応を求められました。
知史さんは付き合っているときには、一緒に料理をつくったり後片付けをしたりしてくれていましたが
結婚してからは一切家事には手を出さなくなりました。
お義母さんも「男は働いているんだから」が口癖で、自分の夫はもちろん、
知史さんにも上げ膳据え膳何でもやってあげていました。
家にいても気が休まることなく、知史さんに助けを求めても無駄…。
理不尽なことも多く一人お風呂で泣くほどつらい中、
つらいなりにどうにか頑張っていた恵子さんに、この後2つの悲劇が訪れます。
(2018.05.30)